ALTERNATIVELY SIZED PIANO KEYBOARDS _手の大きさと身長の比較

この記事の元記事: http://smallpianokeyboards.org/hand-span-versus-height/



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Hand span versus height - 手幅と身長との比較

背の高い人たちは、背の低い人たちよりも手が大きい傾向があるのでしょうか。身長は手の幅(スパン)の信頼できる予測因子なのでしょうか。

大学のビジネスを専攻している学生のサンプルより収集されたデータ(ボイル、ボイル & ブッカー(Boyle, Boyle & Booker)、2015年)からの下のグラフでは、彼らの1-5(親指から小指)の手のスパンと相反して記されている背の高さが示されています。

この回帰分析では、人の身長と1-5(親指から小指)の手のスパンとの間には、弱いながらも明確な関連性があることが示されています(R2=0.41; p=0.00)。言い換えれば、人の身長は1-5(親指から小指)のスパンの手掛かりにはなるものの、完全な予測の判断材料にはなりません。 左上の象限にある、かなりの(9インチ(22.86 cm)より大きい)1-5のスパンであるにもかかわらず身長が63インチ(160 cm)しかない人という極端な例にご注目下さい。そして、右下の象限には比較的手の小さい長身の人たちが多数おり、多くの場合はるかに背の低い人たちよりも小さいです。

人間とは取るに足りないものなので、「彼らは手のスパンが小さいはずだ。」またその逆に、「背が高い人は手のスパンが大きいに違いない。」といった、人々が誤ってそのように結論付けているのを耳にしてしまうはごく当たり前のことなのです。

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